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書本

お話

大陶祗 おおすえずみ

古代、茅淳県にあった神。『大和事始め』陶器の条に「陶器は神代よりあるにや、大己貴命の時茅淳県に大陶紙と云ふ神あり、旧事記に見えたり、茅淳県は今和泉国に属す、今も和泉国に陶器村あり、これ大陶祇の住みし所ならん」とあります。『日本書紀』(巻五)...
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大萱窯 おおかやがま

岐阜県可児郡可児町久々利大萱の古窯群。黄瀬戸・志野・織部を多く焼いていたが茶入の破片は瀬戸付近ほど多くは出ていないようです。大萱の西方部のウンバガフトコロはここの古窯群のうち最古のもののようで、その時代は元亀・天正(1570-92)の頃と推...
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大隅肩衝 おおすみかたつき

大名物。漢作肩衝茶入。本多大隅守が所持したことからこの名があります。手取りが極めて軽く景色の多い茶入であります。宇都宮吊天井の伝説で名高い本多家にありましたが、同家断絶ののち井伊掃部頭直孝が拝領しました。のち幕府、尾張中納言、幕府と往復し、...
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大川内焼 おおかわちやき

肥前国西松浦郡大川内窯(佐賀県伊万里市大川内町)の作品で、一般に鍋島焼として知られています。その製品中色絵物は特に著名で色鍋島の名で天下に名高いです。※なべしまやき※いろなべしま
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大瀬戸茶入 おおぜとちゃいれ

古瀬戸茶入の大形のものです。姿は肩衝、大きさ一二センチ余り、土釉は根抜・古瀬戸に同じであります。類似品は他にあまりないようです。(『茶器弁玉集』『本朝陶器攷証』)
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大木新一郎 おおきしんいちろう

栃木県下都賀郡松沼村(小山市松沼)の人。1879年(明治二一)ここで土器をつくったが成功しませんでした。1882年(同一五)の春に福島県会津の武井楢亭から東山焼を学んで製陶業に従事しました。(『日本陶器全書』)
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大高焼 おおたかやき

尾張国知多郡大高村(名古屋市緑区大高町)の陶器。ここは愛知郡鳴海(同区鳴海町)にも近く、その創業や継続についてはおよそ五説があります。1)明和年間(1764-72)に同村の儒者山口余延年が粟田の製品を模作して始めたとする説。2)享和年間(1...
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エンゴロ

窯道具の一種。瀬戸系の窯場だけで用いられる語で、京都地方のサヤ、九州地方のボシ、朝鮮語のカッパル、中国の匣鉢はいずれも同一のものを指します。瀬戸地方ではまた「ゴー」ともいい京都地方でもこの語が用いられます。エンゴロの語がいつ頃始まったか証明...
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江戸諸窯 えどしょよう

江戸で焼かれた千代田御庭焼(将軍家)をはじめ、後楽園焼(水戸徳川家)・戸山焼(尾張徳川家下屋敷)・魁翠園焼(美濃高須藩主松平家角筈下屋敷)・水野焼(紀州徳川家家老水野家)・大崎御庭焼(雲州松平家大崎下屋敷)・隅田川焼・吉向焼・乾也焼・江戸万...
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撰屑 えりくず

中興名物。破風窯茶入、凡手。銘は小唇垣州が選んだもので、来客一人が一つずつ茶入を求め、これが一つ残ったので命名したと伝えられるか異説もあります。凡手の中では別に特点のない茶入であります。遠州所持、駿河昌雲、松平備前守、阿部豊後守、土屋相模守...