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書本

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芦垣 あしがき

中興名物。破風窯茶入、渋紙手。茶入の腰廻りの渋紙色の中に上り金気の一帯が連なっている景色を芦垣に見立てた銘であるでしょう。総体に上作で、口造りが見事な本糸切の佗びづくりの茶入であります。もと阿部豊後守が所持し、のち田沼侯、条野伝平、吉田丹左...
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足立岩次 あだちいわじ

1816年(文化一三)現在の岐阜県瑞浪市釜戸町荻の島に生まれました。明治をさかのぼる二十数年前、陶磁器製造においては孤立の状態にあった釜戸地区ですぐれた染付茶器その他を焼造し、荻の島焼を確立しました。その精緻な製品は市之倉(多治見市)の加藤...
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芦沢与兵衛 あしざわよへえ

因幡国(鳥取県)久能寺窯の創始者。※いんきゅうざんやき
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安達新兵衛 あだちしんべえ

万古焼の創始者沼浪弄山の手代で、江戸小梅窯(江戸万古)の管理をしていましました。そのため茶器箱に安達新兵衛の名前のあるものもあります。一書に安達周平とあり、自ら弄山風の器を焼き角形の中に万古の印を押したといいます。(『日本陶工伝』『日本陶甕...
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朝日窯 あさひがま

尾張瀬戸の古窯。瀬戸市の南東部にあります。初代藤四郎の窯跡の一つで、ここで焼かれた茶入を朝日春慶といいます。その後宝暦年代(1751-64)になって、同地の川本治兵衛はこの窯および夕日窯が長い間途絶えているのを嘆き、川本半助と図ってこれを再...
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足田 あしだ

伊賀焼の陶工の足田某、名前不明。明応年間(1492I1501)に伊賀国(三重県)と近江国(滋賀県)の境にある三郷山で製陶しました。世にこれを足田の古伊賀といいます。その後天正(1573-92)の頃に伊賀に争乱が起こったので近江信楽に転居し、...
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新しい陶芸の茶会 あたらしいとうげいのちゃかい

現代の茶会を再構成しようと1956年(昭和三一)11月に裏千家と現代陶芸作家五氏が協力して催した新しい陶器による茶会。茶道が生活工芸の総合的な造形的演出の上に成り立っているとするならば、広い意味での現代工芸運動そのものに対して、指導的な立場...
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朝日軒 あさひけん

三重県の陶器。モースは「朝日軒タナ吉1879年(明治一二)山田村で陶器を作ります。幾分高田焼に似たり。記号に万古の押印または朝日軒造りの彫印あり。製品急須茶碗等」といっています。(『日本陶器目録』)
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履焼・足駄焼 あしだやき

古信楽の底に凹または凸の下駄の歯のような印のあるものです。信楽の足駄焼、伊賀の下駄起こしはほぼ同時代のものと思われます。昔伊賀・信楽の轆轤台は極めて不完全で凹凸があり、とりわけその棹を嵌め込んだ二本の桟は凹凸がはなはだしく、その上で成形した...
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圧手盃 あっしゅはい

口が外に広がった盃すなわち端反りの盃で、手にした時盃の上部が手を圧するところから圧手盃といいます。押手盃といい、甕というのもみな同じ意味であります。手に持つのに便利であります。(『飲流斎説甕』)