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原色陶器大辞典

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井伊直弼 いいなおすけ

井伊直弼近江国(滋賀県)彦根藩主、幕府の大老、茶人。1815年(文化一二)生まれ。宗観と号し、また樹露軒・埋木舎・柳王舎とも称しました。直中の十四男として永らく三百俵部屋住の身でありましたが、その間学問に精進し修禅につとめ、1850年(嘉永...
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生駒肩衝 いこまかたつき

大名物。古瀬戸肩衝茶入。讃岐国(香川県)高松藩主生駒壱岐守正俊が所持していたところからとの名があります。長谷川肩衝とは少し異なってはいますがほとんど同じつくりであります。生駒家ののち蔵田七郎右衛門、冬木喜平次、三井八郎右衛門を経て若狭国(福...
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飯野逸平 いいのいっぺい

1884年(明治一七)8月21日愛媛県北宇和郡吉田町に生まれた。県立宇和島中学校卒業後1904年(同三七)4月森村組に入社、日本陶器合名会社第一号窯火入れ記念の署名にその名を留めています。1912年(大正元)12月渡米しニューヨーク森村ブラ...
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鋳込 いこみ

石膏型に泥漿を鋳込んでつくる成形法。わが国では1873年(明治六)に納富介次郎・河原忠次郎らがヨーロッパで学んでこれを業者間に伝授しましたが、便利なその特質を会得するまでには至らなかったようです。1903年(同三六)に日本陶器合名会社がアメ...
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飯室忠誼 いいむろただのぶ

和泉国(大阪嘉永元年孟复府)堺の陶工。モースの『日本陶器目録』には所揭のような作者・彩樂誼藤同掌製作年珠菊包弘月のはっきり十画した銘を載せ、籠細工風の縁どりをした大形の浅皿をつくったといいますことが記されています。
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諌早焼 いさはややき

肥前国高来郡諌早町茶臼山(長崎県諌早市)`の産。1834年(天保五)に創業し、安政年間(1854-60)にはオランダ人の需要によって非常に利益を得、1869年(明治二)頃には盛大を極めましたが、1877年(同一〇)の西南の役に熊本県に出荷し...
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家次 いえつぐ

尾張瀬戸の陶工加藤藤八家次。陶祖藤四郎二世基通の弟で、その作品の古瀬戸肩衝の茶入に所掲(下段)のような款が記されています。(『をはりの花』)
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伊三郎 いさぶろう

九谷焼の陶画工。代々桶屋の姓を名乗っていたがのちに斉田と姓しました。晩年の号は道開。1804年(文化元)加賀国能美郡佐野村(石川県能美市佐野町)に生まれ、文政(1818-30)の初め若杉窯で三田勇次郎について赤絵および彩色法を学び、また山代...
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滝川 たきがわ

名物。朝鮮茶碗、柿の蔕。碗の割れを継いでありますので、『詞花集』題しらず、新院(崇徳院)御製の「瀬を早み岩にせかるる滝川の割れても末にあはむとぞ思ふ」の歌意によって滝川と銘したといいます。根津美術館蔵、伝来は不詳。(『大正名器鑑』)
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宇治焼 うじやき

表千家伝来の名物茶入に宇治焼茶入というのがあります。内箱蓋裏に江岑が宗旦好茶入と書き付け、甲には新茶入と書かれ、外箱には啄斎が宇治焼とし、袋は東福門院拝領の御衣と記されています。なお不昧箱書の宇治焼茶碗がありますが、不昧は朝日焼茶入にも箱書...