お話 布目 ぬのめ 素地に布目の跡のあるものです。古瓦にも布日がありますが、装飾的に陶磁に用いたのは織部焼が最初であります。この手法は装飾技法として発生したものではなく、型から素地をはがしやすくする手段として生まれたものであります。織部焼の布目はその文様並びに... 2011.07.17 お話原色陶器大辞典
お話 拝縛 はいせん 中国明代嘉靖窯の祭器として『江西大志』にみえます。『漢官儀』に「明光殿省申、丹朱を以て地を漆す、故に丹犀と曰ふ、尚書其の下に伏し事を奏す、此れ拝地の飾なり」、王仁裕の『大洛記』に「含元殿の竜尾道、各上くこと六七十歩、方に第一級に達す皆、花縛... 2011.07.17 お話原色陶器大辞典
お話 後大瓶手・後狼手 のちおおかめで 瀬戸茶入の一手。土は薄赤色、また緋底の土もあります。渦糸切でほかの糸切はなく、これは狼手の手癖の引掛けのものであります。口造りの捻り返しは下品で華奢なものは少ないようです。腰帯は茶入の引掛けで深々と太いです。下釉は濃く柿色、上釉は飴釉と黄釉... 2011.07.17 お話原色陶器大辞典
お話 後窯 のちがま 後窯とは四代藤四郎の破風窯以後の瀬戸茶入をいいます。実際は天文年間(1532-55)の織田信長の出世以降1591年(天正一九)の利休自尽当時までの作を指し、瀬戸および美濃瀬戸のほか主として京瀬戸すなわち京都の陶工が瀬戸に来て焼いたものであり... 2011.07.17 お話原色陶器大辞典
お話 濡烏 ぬれがらす 名物。楽焼茶碗、赤、長次郎外七種の一つ。西徳玄庭が銘を付けました。要法寺より日野又右衛門に人り、又右衛門は同じく長次郎作の貧僧も所持していましたが、その銘を嫌い濡烏の箱に入れ替えたといわれます。貧僧は一名朝鴉といったのでこの両者は紛らわしく... 2011.07.17 お話原色陶器大辞典
お話 ノンコウ のんこう ノンコウ のんこうノンコウ のんこう楽家三代道入。二代常慶の子。名は古兵衛、剃髪後道入と称し、以後楽家の代々がその名に「入」を付けるもとしました。道入は胤八名ノンコウで知られ、実に楽家の最高峰、世にまれな名匠といわれます。ノンコウの名の出所... 2011.07.17 お話人物原色陶器大辞典
お話 後黄釉 のちきぐすり 瀬戸茶入の一手。『茶器弁玉集』に「此手の黄薬は土薄赤色にて少荒々見へて細工宜しからず。下薬も悪しく黄流も色艶能く新しく見へ茶入の造下張の姿多し、此手は世に沢山にあるようで、真中古の黄薬は稀なり」と記されています。 2011.07.17 お話原色陶器大辞典
お話 登窯 のぼりがま 古来わが国で最も多く使用された窯式で、傾斜面に長方形の数室を、前室を低く後室を高く次第に登って行くように築窯します。最前端の小室は焚き口、その次を胴木間、次いで捨間といい、ここは焚き口で燃焼したガスを一層よく燃焼させる室で、次の室より品物を... 2011.07.17 お話原色陶器大辞典
お話 野中 のなか 野中 のなか名物。唐物茶入。銘は慈鎮和尚の「おもはくは野中にとては植ゑおかし昔は人の野辺のたちばな」による。小堀遠州所持、藤田家に人りました。(『茶道名物考』) 2011.07.17 お話原色陶器大辞典大正名器鑑茶入