金継ぎを受け賜っています。お気軽にお問い合わせ下さい。

お話

お話

茄子茶入 なすびちゃいれ

唐物小壺茶入の一手。形が茄子に似ているところからこの名があります。古くはなすびと呼び今はなすと呼びます。茄子茶入は数が少ないので茶入の首位に置かれ、茄子を天子、肩衝を将軍の位に当てました。茄子はもと中国の油壺だったようであります。後世のわが...
お話

中路 なかみち

中路 なかみち名物。古瀬戸茶入、朝日春慶。酒井雅楽頭所持、姫路酒井家に相伝しました。(『茶道名物考』)
お話

鈍太郎 どんだろう

原叟(久田宗全の子)手握ねの楽焼茶碗。黒。1721年(享保六)の江岑五十回忌に五十個つくったうちの第一等品。所望者が多かったので籤引をしたところ、名古屋の高田高陽(通称鈍太郎)に当たりました。狂言に鈍太郎という者が上京の妻と下京の妻に引っ張...
お話

生海鼠手 なまこで

瀬戸茶入の一手。『茶器弁玉集』に次のように記されています。「一、土赤色ノ柔ナル物也、一、糸切細ク花者ナル切様一涯見事也、一、口造少広ク捻返一入尋常二テ吉シ尤薄手二テ細工吉シ、一、下薬ハ薄赤色薬也、一、上薬ハ黒薬濃薄色二テ一面二バラく卜懸ル物...
お話

中津川古窯址群 なかつがわこようしぐん

岐阜県の東端中津川市と恵那市との中程の400m程の丘陵に十数基の鎌倉時代の窯跡があるようで、古瀬戸系の四耳壺・瓶子・大平鉢・碗・皿の遺物が出ました。強還元で焼かれた灰白色のしっとりとし。だ素地でやや厚づくりの重々しい感じのものであります。中...
お話

夏茶碗 なつちゃわん

盛夏の風炉用として見立てられた茶碗。薄手で浅く開いた茶碗であります。
お話

隧道窯 トンネルがま

中国や朝鮮にある旧式のトンネル窯は窖窯の発達したような細長い登窯の一種であります。近代大工場で用いられるトンネル窯は、窯室を連続して熱しておき品物を台車に乗せて一方より他方に移動させて間断なく加熱焼成することのできる窯式であります。すなわち...
お話

鉛硝子 なまりガラス

鉛・アルカリガラスのことで、フリントガラスやクリスタルガラスなどと別称されています。他の石灰ガラス(曹灰ガラス)でクラウンガラスと呼ばれるものは、つまりアルカリ・石灰ガラスでありますが、その中の石灰の代わりに酸化鉛を含んだものがすなわち鉛ガ...
お話

中野焼 なかのやき

肥前国平戸中野村(長崎県平戸市)の陶器。1598年(慶長三)藩祖松浦鎮信に従属していた朝鮮陶工巨関によって開かれ、のちこの地を皿山と称するようになってから皿山焼とも呼ばれました。高麗風を倣って刷毛目・粉引などの器を出しました。三川内焼出現の...
お話

夏山熊川 なつやまこもかい

名物。朝鮮茶碗、鬼熊川。茶碗の内部の枇杷色に薄鼠色の浸み模様があって滴るようなのが夏山を想わせることからの銘であるでしょう。細川家旧蔵で、同家文書に1917年(大正六)5月御国より取り寄せたとあるようで、三斉時代からのものかとも思われます。...