金継ぎを受け賜っています。お気軽にお問い合わせ下さい。

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填泥 てんでい

一種の象嵌です。素地上に型紙を当て文様を針先で掘り抜き、その後別種の土を押し込み、余分なところを掻き取れば内外両面に共通な文様ができます。文様と素地とに同色の土を用い文様の方を半透明にするとか、また文様には異色の土を用い不透明または半透明に...
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倒焔式窯 とうえんしきがま

窯内の火焔の通過するありさまによって命名されました。最初窯の周辺下部から進入した火焔は周壁に沿って上昇し、再び窯底に向かって下降し、窯の下部に設けられた煙道を通じて直接に煙突に至ったり、あるいはその底内および壁内に設けられた煙道を通過して他...
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道阿弥肩衝 どうあみかたつき

大名物。漢作肩衝茶入。大寂びの茶入で、甑際に一線を巡らし、胴に沈筋一本、肩先から滝のように掛かった飴色の釉なだれは裾のあたりに至って次第にすぼまり、末は蛇娼釉を交えて盆付までだらだらと流れ、露先は厚く玉を成しています。このほか茶入全面に白鼠...
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天王寺屋伯庵 てんのうじやはくあん

名物。伯庵茶碗。大阪天王寺屋五兵衛所持。名古屋富田重助蔵。(『大正名器鑑』)
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桃花紅 とうかこう

欧米でビーチブルームと呼ばれている中国清代康煕朝(1662-1722)の紅釉磁のこと。景徳鎖の郎窯でつくられたもので宣徳(1426-35)の祭紅の再現をねらったといわれます。要するに酸化銅の還元焔焼成による紅色釉を器の全面に覆ったもので、理...
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填白・甜白 てんぱく

『匋雅』に「粉料を以て甕上に堆填し再び釉汁をかけたるもの之を填白といふ」とありますが、『飲流斎説甕』はこれに加えて「あるひは肌りて甜白とす、之を失すること遠し」と。また『景徳鎮陶録』には「謂ふ所の填白は蓋し純白の器にして画彩を填むべきもの。...
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鉄青磁 てつせいじ

鉄塩の還元焼成による淡緑色の青磁。普通本来の青磁を指します。酸化焼成による銅青磁と区別するための語で、普通に青磁といえば、鉄青磁のことです。
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手分 てわけ

茶器を分類する一つの方法です。特にこの方法は茶入に始められたのでしょう。茶碗その他にもこれを用います。茶入の広沢手・渋紙手、茶碗の大形手・玉子手・堅手というようなものです。
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天竺井戸 てんじくいど

『和漢茶誌』に井戸茶碗はインドの産であるとし、『陶器考』もこれに賛意を表し、古井戸・青井戸・井戸脇の青く堅いものは東インドの作で、すなわちこれが天竺井戸であり、その他の作は高麗であるといいます。現在諸家は井戸茶碗は朝鮮の産であるとしますが、...
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鉄仙花 てっせんか

仁清作の茶碗。鉄仙花の唐草模様があります。根津美術館蔵。(『大正名器鑑』)