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Sari サリー

イランの北、カスピ海沿岸地方マザンデランの一小市。十一、二世紀頃に特徴ある鳥文の陶器を産した。大形の鳥が中央に描かれ、周囲は花文や円珠文で取り巻いている。色は赤・黒・黄・緑など。点描を用いるのは東のニシャプール方面の技法と共通である。また鳥...
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匣鉢積 さやずみ

窯詰法の一種。この方法はわが国では東国に多い。棚積や西国の天秤積と対立するもので、登窯としては割合に早い方法である。(「陶器講座』三)
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匣鉢・鞘 さや

陶磁器を焼成する際、その器物を保護するために耐火粘土製の容器内に入れて窯内に積み込んで焼く。その容器をさやと通称している。尾張・美濃(愛知・岐阜県)地方ではエンゴロという。【匣鉢積】品物を匣鉢に入れて積み重ねる窯詰法を匣鉢積という。匣鉢は焼...
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寒風沢 さむざわ

日本陸前国松島寒風沢(宮城県塩釜市浦戸寒風沢)の地。1856年(安政三)仙台藩主伊達侯に招かれた三浦乾也がこの地で造船のことに従ったが、そのかたわら陶器を焼くことを試み、その作品に「寒風沢に於て乾也造る」との銘を入れたという。(『彩壺会講演...
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サマラ

イラクの首都バグダードの北にある都市遺跡。838年に建設されて首都として栄えたが、883年に放棄された。始終の年代がはっきりしているので重視される遺跡。ここで発見された陶磁片中には中国製の白磁・越州青磁があり、唐代でのシルクロードの発達振り...
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左馬 さま

左馬太とも書く。福島県双葉郡浪江町大堀のいわゆる大堀相馬の創業者である。同地の半谷休閑の下僕で姓は不詳。元禄年間(1688~1704)中村(相馬市中村町)その他の陶師のもとに出入りして陶技を見覚え、帰村後美森の土を発見し、小窯を築いて茶碗を...
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砂鉢・沙鉢 さはち

『倭訓』に「磁盆をいふ、沙鉢の義なるべし、すべて浅らなるものをといふ云々」という。『書言字考節用集』に「砂鉢、支那所謂磁盆」という。『和漢三才図会』には「深盤を鉢となし、浅盤を浅鉢となす、並びに磁器なり」という。すなわち磁器の浅鉢をいう。※...
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佐野乾山 さのけんざん

江戸晩年時代の尾形乾山が、1737年(元文:)の秋から冬にかけて、下野国(栃木県)佐野の数寄者たちに招かれて同地に遊び、この地で陶器を焼いた。これを佐野乾山という。
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佐野窯 さのがま

周防国佐波郡右田村佐野(山口県防府市佐野)にあり、創起は遠く神功皇后が三韓征伐の途次周防一の宮(玉祖神社)に御参拝の際、土器を調進したことに始まるという。そこから名玉祖焼の称がある。1885年(明治一八)頃中司重次郎という者が同郡大崎村(防...
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佐土原人形 さどはらにんぎょう

日向国宮崎郡佐土原(宮崎県宮崎郡佐土原町)の土人形。伏見人形の面影を非常に鮮明に伝えているが、やや巧緻にすぎて深味が乏しいきらいがある。(『日本郷土玩具