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茶道具

お話

京極茄子 きょうごくなすび

大名物。漢作、茄子茶入。一名織田茄子。もと京極家の所持であったことからの名であるでしょうか。その一名織田茄子は織田三五郎(有楽斎の孫、号可休)が所持していたことによります。上品かつ精作で景色に富む茶入であります。もと室町幕府の茶匠半田紹和の...
古伊万里

瑠璃釉蓮文水指

高さ20.8㎝ 口径13.3㎝ 底径11.7㎝ 口作りを姥口風に、肩はまるく撫で、胴を締めて裾張風にした独特の器形は、江戸時代初期に一時期、唐津や有田で流行した器形であるが、明らかに水指として作られたものであろう。 正面 […]
お話

吸江 きゅうこう

中興名物。真中古茶入、面取手。口のはなはだ大きいことから名付けられたものであるでしょう。出雲松平家本『名器録』には「面取吸江、面取ぽかりはとぢつきを許す、然れども之なきはなほよし、佐久間宗可是を名付る也」とあります。もと小堀遠州の所持、松平...
原色陶器大辞典

紀三井寺 きみいでら

雲堂の模様のある染付ですぐれたものを紀三井寺といいます。『茶怨目利書』に「紀三井寺は順礼の歌の心より染付の一番といふ心なり、雲堂の模様あるを以て紀三井寺ともいふ」とあります。ただし紀三井寺は西国三十三番のうち二番の札所であります。『茶道笙蹄...
お話

木下丸壺 きのしたまるつぼ

中興名物。唐物茶入。もとの所持者が木下氏であったのでこの名があります。『麟鳳亀龍』はこれを古瀬戸に入れています。形状は優美で紫色が冴え、黒釉・光沢の鮮麗さもまたみるべきものがあるようで、その完全無欠といった点では唐物丸壺中まれにみるものであ...
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木目肩衝 きのめかたつき

大名物。漢作、肩衝茶入。名称の由来は不詳だが近江国(滋賀県)の木目城に因縁のある茶入であるでしょうか。もと福島正則の所持、1632年(寛永九)その子正利が父の遺物として将軍秀忠に献じその後秀忠から前田利常に与えられ、一時分家に伝えられたが程...
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吉安天目 きつあんてんもく

中国宋代に江西省吉安府永和鎮で焼造されたという一種の建蓋類似品。外部は貳用のように黄褐色の地に黒い斑があるようで、茶人はこれを貳皮盞と呼びます。見込に梅花・鳳凰・木葉やまれには唐草などの模様を付けたものがあります。(尾崎洵盛)※えいわよう※...
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北野茄子 きたのなすび

大名物。漢作、茄子茶入。名称の由来は不詳。『津田宗及び茶湯日記』天文十九年(1550)の条にもみえ、すでにその頃からこの名があったことがわかります。紫色と黒釉が交錯し光沢は麗しく景色の変化がいいようもなくおもしろいです。胴中から少し下って火...
お話

北野肩衝 きたのかたつき

大名物。漢作、肩衝茶入。もと鳥丸大納言家に伝来したので鳥丸肩衝と呼ばれていましたが、1587年(天正一五)の北野大茶湯の際豊臣秀吉の目にとまったことから北野肩衝の名を得ました。松山・久我と同時代・同手・同釉立ちで、その景色の鮮明さは初花に非...
お話

木津屋肩衝 きずやかたつき

大名物。漢作、肩衝茶入。奈良木津屋が所持していたことからこの名が付けられたのであるでしょう。格好がよく整い、総体の栗色地に黄釉の飛模様の景色がおもしろく、殊勝な茶入であります。伝来について『麟鳳亀龍』『古名物記』などには、珠光所持、万代屋宗...