茶杓 片桐石州 茶杓 共筒 芳春大和尚拝上 片桐石州 茶杓 共筒 芳春大和尚拝上箱桐 金粉文字書付茶杓白竹でいかにも静かなおとなしやかな茶杓である。筒ごま竹の皮をのこし、下部にて斜めに皮を削っている。面取した面に「芳春大和尚拝上宗関」とある。付... 2025.11.14 茶杓茶道美術全集
茶杓 片桐石州共筒 銘五月雨 片桐石州共筒 銘五月雨箱 桐 白木 書付 松平不昧筆茶杓形は前項「有明」と大差ない。腰が心もち低いようである。節下に二か所、雲のような斑文が淡くかかっているのを、五月雨頃の雲の景色と見立てた。筒石州風... 2025.11.14 茶杓茶道美術全集
茶杓 片桐石州 茶杓 共筒 銘有明 片桐石州 茶杓 共筒 銘有明内箱 桐白木 貼紙 書付島津家伝来略伝片桐且元の弟貞隆の子。父の死後、遺領大和河内一万六千四百石を継ぎ、大和小泉に住す。寛文三(1663)年、小泉に慈光院を建て、玉舟に請う... 2025.11.14 茶杓茶道美術全集
茶杓 舟越伊予守 茶杓 共筒 銘 白露 舟越伊予守 茶杓 共筒 銘 白露包紙(部分)黒田家伝来略伝従五位下伊予守永景、初名五郎右衛門吉勝、徳川旗本の士にして普請奉行を勤む。茶は織部・遠州に学ぶ。号は正養庵宗舟、寛文五 (1665)年十一月八... 2025.11.14 茶杓茶道美術全集
茶杓 清巌宗渭 茶杓 共筒 銘見色明心 清巌宗渭 茶杓 共筒 銘見色明心内箱 桐 白木 蓋裏書付 大徳寺大竜宗丈筆略伝大徳寺百七十一世、高桐院三世。自笑子・狐陋子とも号す。江州奥村氏の出。細川三斎・元伯宗旦とも親しく、書は張即之・虚堂の風を... 2025.11.14 茶杓茶道美術全集
茶杓 金森宗和 茶杓 共筒銘ま小舟 金森宗和 茶杓 共筒銘ま小舟平瀬家伝来茶杓これは竹そのものが青味ある白竹で、宗和の物好きから極端な二段撓めをしているので、あたかも釣針のような形になっている。筒真削りで、底部に二か所窠穴がある。面取っ... 2025.11.14 茶杓茶道美術全集
茶杓 金森宗和 茶杓 共筒 歌銘雪似白雲 金森宗和 茶杓 共筒 歌銘雪似白雲内箱 桐白木 書付鴻池家伝来茶杓表面は蒲鉾形にふくれ、宗和以外に見ぬ形である。櫂先は幅広く杓子形、あるいは末広形なのは宗和杓の特色で、見どころである。筒やや扁平の太筒... 2025.11.14 茶杓茶道美術全集
茶杓 金森宗和 茶杓 共筒 歌銘白山 金森宗和 茶杓 共筒 歌銘白山略伝飛騨高山城主可重の長男、最初豊臣氏に仕え、従五位下飛騨守に叙任。後徳川氏に仕えたが、大阪冬の陣に父より勘当され、京に隠居し、大徳寺紹印に参禅して薙髪し、宗和と称す。加... 2025.11.12 茶杓茶道美術全集
茶杓 小堀遠州 茶杓 共筒 銘八兵衛 小堀遠州 茶杓 共筒 銘八兵衛箱桐白木書付 小堀遠州筆茶杓節下に景色があって遠州独特の作である。筒景色ある竹を用い、文字も口印もごく自然。「八兵衛」への贈筒であるが、おそらく小堀家の出入り方であろう。... 2025.11.12 茶杓茶道美術全集
茶杓 小堀遠州 茶杓 共筒 歌銘ともかくも 小堀遠州 茶杓 共筒 歌銘ともかくも益田家伝来茶杓ぎわに一本の筋を見せ、景色の多い、いかにも遠州茶杓の特色を見せている。筒古竹を用い、おそらくは遠州自作の狂歌であろう、この書体も無類の佳蹟である。「〆... 2025.11.12 茶杓茶道美術全集