

鴻池家伝来
茶杓
表面は蒲鉾形にふくれ、宗和以外に見ぬ形である。櫂先は幅広く杓子形、あるいは末広形なのは宗和杓の特色で、見どころである。
筒
やや扁平の太筒、景色のために一部皮を残して総削りしてある。面取した面を正面にして、下部に「雪似白雲(花押)」とあり、のびのびした筆で次の歌を散らし書にしている。 「峯の雪さらにふもとのこゝちしてくもをかさねるこしの山々」
付属物
内箱 桐 白木 書付「金森宗和侯歌」 極札 古筆了延筆
追記
加賀から白山連峰を眺めた自詠、「白山」と同時作である。
所載
茶杓三百選
寸法
茶杓
長サ19.4cm
幅0.5cm
厚サ0.2cm
筒
長サ23.1cm
径2.5cm



