お話 草戸千軒 くさどせんげん 広島県福山市の芦田川の中洲で1961年(昭和三六)8月から1965年の間に三次にわたる発掘が行われました。それにより芦田川の数次に及ぶ大洪水によって河底に埋もれてしまった中世期の草戸千軒町の集落が姿を現しましたが、そこから多くの陶磁器が発掘... 2011.06.02 お話原色陶器大辞典
お話 久田窯 くたがま 対馬国下県郡厳原久田村(長崎県対馬市厳原町久田)の古窯。のちにその北方の増田に移ったところから増田焼とも称します。享保年間(1716-36)のものです。この窯に関係した陶工として早田恵作の名が残っていて、その作に「恵作」という四角印を捺して... 2011.06.02 お話原色陶器大辞典
お話 クバチ手 クバチで クバチはイラン北西部の山中の一小市。十九世紀末にこの地で数百個に及ぶ彩画陶器が発見されました。しかしクバチはすぐれた金工の産地ではありますが、陶器には縁のない地であります。したがってクバチ産ではなく、西のタブリズ産のものかと推定されます。す... 2011.06.02 お話原色陶器大辞典
お話 草場見節 くさばけんせつ 肥前唐津の医者。唐津焼が明治維新後一時廃絶したのを慨嘆して、1889年(明治二二)旧来の工人を集めて再興を計り、ついに白磁・雲鶴などをはじめ人物・鳥獣などの置物をつくり出すようになりました。(『日本陶甕史』) 2011.06.02 お話原色陶器大辞典
お話 九谷永楽 くたにえいらく 加賀国江沼郡山代村(石川県加賀市)に来た十二代永楽和全の窯をいいます。安政・文久(1854-64)の間に山代村の宮本屋窯が廃窯に瀕した時大聖寺藩物産役所は三藤文次郎などにこれを管理させました。また1866年(慶応二、一説には翌年)京都から和... 2011.06.02 お話人物原色陶器大辞典
お話 首長手 くびながで 瀬戸茶入の一手。『茶器弁玉集』によりますと、土・釉・作者とも金花山手と同じで、茶入の姿が首が立ち延びているので金花山の首長というとのことであります。クプ朝鮮語で高台のこと。また器物の足のこと。(『朝鮮陶磁名考』) 2011.06.02 お話原色陶器大辞典
お話 櫛描き くしかき 柔らかい生素地または釉泥に櫛のように先端が多数に分かれたものをさまざまに用いて、数本の平行直線・波状並行線・文様その他種々の線刻を施す手法。考古学では櫛描文と呼び、弥生式時代中期の実例が代表をなしています。 2011.06.02 お話原色陶器大辞典
お話 九谷村の古陶 くたにむらのことう 加賀国(石川県)の古陶。古九谷創始以前のものを指称します。寛永年間(1824-44)加賀藩主三代前田利常が越中国(富山県)などから陶工を招き、江沼郡九谷村(山中町九谷町)において茶器類をつくらせました。最も古いものは肥前国(佐賀県)百聞窯掘... 2011.06.02 お話原色陶器大辞典
お話 窪戸焼 くぼどやき 『観古図説』に「窪戸焼といって寛永の頃つくられたが間もなく絶えました。その地域は朽木領である」と記されています。朽木氏は丹波国(京都府)福知山藩主。 2011.06.02 お話原色陶器大辞典
お話 久保山窯 くぼやまがま 佐賀県藤津郡古枝村(鹿島市古枝)にありました。1876年(明治九)旧藩士鍋島彬智などの協力で始まったものです。最初その窯屋は五戸であったがその後衰退しました。製品は爛壺・茶漬茶碗のような下手物。(寺内信一) 2011.06.02 お話原色陶器大辞典