クバチ手 クバチで

marusankakusikaku
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鶴田 純久の章 お話

クバチはイラン北西部の山中の一小市。
十九世紀末にこの地で数百個に及ぶ彩画陶器が発見されました。
しかしクバチはすぐれた金工の産地ではありますが、陶器には縁のない地であります。
したがってクバチ産ではなく、西のタブリズ産のものかと推定されます。
すぐれた絵画手法で装飾されたものが多く十六世紀以来のサファビー王朝時代のパターンが使用されています。
(Pope,A.U.『ASurveyofPer-sianArt』)

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