お話 供春・襲春 きょうしゅん 中国宜興窯の陶工。宜興の陶工で有名になったのは供春を最初とします。明代万暦(1573-1619)の人。金沙寺の僧に陶技を受けて沙壺を製造し、その巧技によって賞賛されましました。(『陽羨名陶録』) 2011.05.30 お話人物原色陶器大辞典
お話 清水七兵衛 きよみずしちべえ 京都の陶工。二代清水六兵衛の甥。作品は六兵衛と同性質のもので、銘印がないと六兵衛の作とみなされてしまう程のものであります。印は草字の「七兵衛」、七稜内の「清」字などがあります。器は皿・鉢などの雑具や水指・茶器類などがあります。 2011.05.30 お話人物原色陶器大辞典
お話 経正 きょうじょう 正安年中(1299-1302)京都南禅寺の僧に経正という者がいて製陶の法に詳しく、たまたま深草の瓦工にこの製法を授けました。同地の瓦工はその方法によって往々陶器を製しましたが、なお火力強度の方法に詳しくなかったためどれも陶を成さなかりました... 2011.05.30 お話原色陶器大辞典
お話 巨関 きょかん 肥前国(長崎県)三川内焼の祖。朝鮮熊川の陶工で1598年(慶長三)平戸の領主松浦鎮信に従い四十三歳で同地に入り、中野に開窯して朝鮮風の土焼を製出しました。のち蔑ノ元(佐世保市)に移り、そこでの十余年間に絵唐津風のもののほかに青磁・染め付けな... 2011.05.30 お話原色陶器大辞典
お話 清水手 きよみずで 名物茶入の一手。『万宝全書』に「清水手右百四五十年の物也、音羽手を下に見ると云事にて清水手と云、飴薬にて薬切有ものなり、代二百貫三百貫四百貫に及ぶ」とあります。 2011.05.30 お話原色陶器大辞典
お話 経塚 きょうずか 写経を経筒に納めて地中に埋蔵し地表に盛り土したもので、極楽往生や現世利益を祈願して、平安時代から鎌倉・室町時代にかけて行われました。経筒の外容器として瀬戸・常滑や渥美の壺、あるいは中国宋・現代の青磁・青白磁などがよく使われています。 2011.05.30 お話原色陶器大辞典
お話 御器廠 ぎょきしょう 中国景徳鎮における官窯の焼造および管理を司る官署をいいます。『景徳鎮陶録』にはこれを御窯廠と記しています。御器廠の沿革はいまだ詳かでない点が多いようです。清朝以降はほぼ知り得ますが、明代の沿革は史料に乏しく、宋・元に至ってはほとんど知ること... 2011.05.30 お話原色陶器大辞典
お話 姜早丹 きょうそうたん 大隅国(鹿児島県)苗代川焼の陶工。弘化(1844-8)頃の人で茶壺に杢目形を彫ったものをつくりましました。二代早丹は細工に巧みで唐獅子・虎などの作があります。(『薩摩焼総鑑』) 2011.05.30 お話原色陶器大辞典