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鶴田 純久の章 お話

筑前国(福岡県)高取焼の創始者。
もと朝鮮葦登の人で初名を八山といい、文禄・慶長の役(1592-8)後黒田長政を慕い、後藤又兵衛の家来桐山常右衛門の媒介によって筑前国に来て、同国鞍手郡高取山の麓に陶窯を築いました。
藩主は八山に高取の姓を与え名を八蔵と改名させました。
八蔵は加藤清正に属していた新九郎と共に高取焼の創業に従事し、のち子の八郎右衛門と共に京都伏見に赴き、小堀遠州の指示を受けて遠州好み七窯の名を得、子孫が高取姓を名乗って伝統を継承しました。
(『観古図説』『日本陶磁器史論』)※たかとりやき

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