咽脂紅 えんじこう お話marusankakusikaku X Facebook はてブ LINE Pinterest コピー 2011.05.122023.05.31 粉彩の一種で非常に美麗な紅色を呈し、他の粉彩と同様雍正年代(1723-35)に最もすぐれた品を産しました。乾隆(1736-95)初期にはまだ雍正のような細賦鮮麗なものを見かけたが、これは雍正朝に胎をつくりこれに釉を掛け、乾隆帝の即位後これに年款を入れたものだといわれています。乾隆以後の朋脂紅には往々にして釉質粗厚・顔色毘晦なものがあるといわれます。(『匋雅』)