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鶴田 純久の章 お話

あかつち、粘土、へな。
黄赤色のてりがあるので映土の約かといわれます。
あるいは掘り始めた上の方の土を初土といい、その略かともいいます。
『古事記』中巻(応神)の御歌に「波都溜は、膚赤らけみ、志波溜は、溜黒き故」とあるようで、「そほに」ともいいます。
黄赤色で緻密な粘りのある土の名で、陶器や瓦にできます。
古くは衣にもその色を摺り付けることもありました。

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