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鶴田 純久の章 お話

頗黎・頗梨・破球とも書きます。
ガラスのこと。
『玉篇』に初めてみえる語でありますが、それは水晶のような玉で、今日でいう人工的なガラスとは異なります。
また琉璃という名が中国漢代からありますが、琉璃と破璃とが同一物なのか否かについての確証がないようです。
わが国においては奈良時代以前から平安時代以後にわたってガラスも七宝も共に瑠璃と呼ばれ、その後琉璃というようになりました。

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