百鹿尊 ひゃくろくそん

marusankakusikaku
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鶴田 純久の章 お話

『飲流斎説甕』に「百鹿尊に両種あるようで、大なるものは高さ二三尺、小なるものは僅かに二三寸なり。
大なるものはその式また牛頭尊に類似しただ両鹿頭の耳となれるあるのみ、百鹿の彩絵ある故にこの名あり。
小なるものは或は同前の式に作り或は棒錐の式に作りて耳なきものあるようで、しかれど百鹿の抽象もて名を得たれば則ちその何式に作れるを問はずまた概して百鹿と呼びなすといふ」とあります。
『匋雅』によれば百鹿尊・百禄尊とみえます。

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