岩手県久慈市小久慈町の日常実用の陶器。初代熊谷甚右衛門は磐城国(福島県)相馬焼の陶工田代清治右衛門に陶技を学び、1822年(文政五)頃帰国して開窯。以来父子相伝えて六代に及んです。半農半陶の民窯で製品は雑器。(『工芸』三九)