不完全燃焼 ふかんぜんねんしょう

marusankakusikaku
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鶴田 純久の章 お話

燃料が、燃焼に必要な酸素の量すなわち空気の量を取れないで燃焼する際には、可燃物質もそのまま燃焼されずに放散されます。
これを不完全燃焼といいます。
炭素はそのままかI酸化炭素となったまま、すなわち炭酸ガスになって熱を出すことなく放散されてしまい、雰囲気は還元性となります。
窯の通気を少なくすれば不完全燃焼すなわち還元焔焼成となるから、鉄釉はいわゆる青磁の清楚を現し、銅釉は辰砂の艶麗を現します。
※かんげんえん※かど

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