小鹿田窯 おんだがま

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鶴田 純久の章 お話

豊後国日田郡大鶴村小鹿田皿山(大分県日田市)に八室の一窯があり、九戸の家の人々が二組交代で月に一度ずつ焼き続け、製品は日田(日田市)に運ばれ日田ものと呼ばれて北九州に売られた。
1744年(延享元)筑前国(福岡県)朝倉郡東峰村から手法を伝え、以来農事のかたわら白絵・刷毛目・指描き・櫛描き・流し釉などの大小の甕・壺・鉢・土瓶・徳利・茶碗・摺鉢・片口などの古格ある器を製出。
(『工芸』三九)

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