享和・文化(1801-18)の頃、加賀金沢卯辰山の瓦焼平兵衛が余技的製陶に「金城東山」の刻印を用いしました。
1806年(文化三)木米が京都からこの地に来て平兵衛の窯で試焼した際にこの刻印をそのまま捺したといいますから、「金城東山」の印のある品には平兵衛の作品と共に木米の試焼品もいくらかはあるであるでしょう。
(『九谷陶磁史』)※かすがやまがま
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