絵唐津 百合柳文 高脚 香炉

高さ13.3cm 口径6.7cm 底径5.9cm
梅沢記念館
　高い脚のついた筒形の器で、おそらく香炉に作られたものではないかと思われます。 胴の一方に百合二株、 一方には柳の文様をあっさりと描き、脚の台部には鋸歯状の文様をめぐらしていますが、おそらく蓮弁をあらわしたものでしょう。 他に類例を見ない作品で、 阿房谷窯で焼かれたものと思われます。