Keinyü: shallow tea bowl, known as “Nowaki”, katami-gawari (differing in halves) glazes
Mouth diameter 13.8cm
高さ5.7cm 口径 13.8cm 高台径4.7cm
俗に井戸形と呼ばれている姿の茶碗です。胴の半分に黒釉、残り半分に透明釉をかけて片身替にし、高台とそのまわりを見せにしています。高台脇には中印が捺され、玄々斎が朱漆で「野分」と銘を直書しています。この手の茶碗はこのほかにも数ものとして見られ、箱蓋表に玄々斎が 「秋」と書付していることから、春夏秋冬の四碗が揃っていたものと思われます。