中国景徳鎮の明代以後のやきものであるようで、官古器に次ぐ上手のものです。『景徳鎮陶録』に「明に始まります。鎮窯の次精なるものなり。上古と統称す。質料と工作は頗る佳なり。その古というは、時が古きを尚びしをもつてにして、宋代の器式を倣いしには非ず。或いはいう、精細なること景徳鎮を過ぐるに似たりと」といいます。