山城国葛野郡嵯峨(京都市右京区)の土器。元禄三年(1690)版『大倫訓蒙図彙』作業部の土器師の条に「都は嵯峨、旗枝、深草里につきます。大内にささぐる時は烏帽子装束してまいるなり」とあります。※はたえだかわらけ