真坏仮彩 しんぱいかさい

marusankakusikaku
Picture of 鶴田 純久の章 お話
鶴田 純久の章 お話

偽物の一つ。
古い白磁器で文様のないものに新たに彩絵を加えたものです。
豚質は確かに古物であるが彩絵はあとで加えたものであります。
昔の素文のものは値が非常に安く、また景徳鎮積年の遺物がはなはだ多いようです。
一たび加彩をすると数倍の値を呼びます。
この種の偽物は非常におびただしく、またその欺作を行うのに容易であります。
(『飲流斎説甕』)※あとえ

前に戻る
Facebook
Twitter
Email