高田窯 たかだがま

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鶴田 純久の章 お話

岐阜県多治見市高田町にあるようで、加藤景豊の七男景直(景吉)が1616年(元和二)2月大平より来て開窯したといわれています。
この窯を白粉窯といいますが、そのほか高田窯・円田窯があるようで、この両窯は共に天目茶碗をはじめ徳利・植木鉢などのほかに古い茶壺も出土しています。
このほか山の神窯・釈迦窯があり徳利を主として焼いていました。
近年には隣の小名田地区と共に、特産品として地区産の土の特質を生かした高田徳利・湯たんぽ・漁網の錘・汽車土瓶・鶏の水呑みなどを焼いていました。
(『美濃焼の歴史』)

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