刀馬人 とうばじん お話 X Facebook はてブ LINE Pinterest コピー 2011.07.132023.09.05 甕器に戦争の故事を描いたものをいいます。単に帯刀・騎馬しているものも刀馬人に準じます。中国明代成化・万暦窯の五彩で描いたもの、清代康煕窯の大盤に両陣の戦士百人以上を描いたもの、また青花に紫色を加えて一人一馬を描いたものなどがあります。その筆端は奔放で凡庸の作品ではないようです。西洋人が最もこの器を好みます。最も古くは元末・明初の青花の壺があります。細柳営・周阿父などの図柄が知られています。(『匋雅』『飲流斎説1』)