鳴海焼 なるみやき

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鶴田 純久の章 お話

尾張国愛知郡鳴海村(愛知県名古屋市緑区鳴海町)のやきものです。
その創始は不詳だが享保年間(一七ヱハ一三六)まで継続したといいます。
古田織部が以前に瀬戸法によって壺などを焼いました。
これを鳴海焼といいます。
のち織部がこの窯で好みに合わせて焼かせたがこれは鳴海といわず織部といいます。
そして元の鳴海釉で織部好みの風のものを鳴海織部といいます。
また織部の好みで焼いた六十六個の茶入を鳴海手といいます。
(『茶器弁玉集』『森田久右衛門日記』『観古図説』)

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