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毛柴灰 もうさいかい

中国景徳鎮窯で用いる釉薬熔媒剤ノーつで、鳳尾草の灰に石灰石を混ぜたものです。
景徳鎮付近の農家は鳳尾草を刈り取ってこれを枯らし、石灰石と相互にこれを重積し、焼いて灰となして窯戸に販売します。
製磁家はこれを摘いて細末とし水簸して使用します。
鳳尾草はわが国のいわゆる羊歯であります。
(『陶説』『清国窯業調査報告』)

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