米量 よねはかり お話米量 よねはかり X Facebook はてブ LINE Pinterest コピー 2011.08.022023.10.01 米量 よねはかり いわゆる古唐津ノ一つであります。元亨年間(1321-4)に製造したものといわれ、陶肌に薄釉を施しているが潤沢はないようです。これを斗量に用いたという説は当たっていないようです。その理由は、その形状が不同であることによって明らかであります。ただ米をすくったところから名付けられただけであります。岸嶽飯洞甕窯・飯洞甕上窯・小十官者窯などよりこの手を出土します。焼き損じの歪みのある青黄色の釉を施した茶碗・皿などであります。(『観古図説』『工芸志料』『日本陶磁器史論』『茶わん』四六)