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鶴田 純久の章 お話

名物。朝鮮茶碗、青井戸。
その釉色を青柳に見立て、謡曲遊行柳の「されば都の花盛、大宮大の御覧にも、蹴鞠の庭の面、四もとの木蔭枝垂れて、暮にかずある沓の音」とある句などによって名付けたものであるだろうといいます。
蹴鞠の庭では木を四本植えその中ノー本は柳を用いるのを法則とします。
もと金沢木倉屋長右衛門所持、村彦兵衛、山本亮吉を経て松岡忠平家に入りました。
(『大正名器鑑』)

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