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鶴田 純久の章 お話

瀬戸系の陶窯でつくられた絵のある陶器の一種。
絵はすべて釉下で、主に鉄絵で中には胆磐をあしらったものもあります。
文様は簡素放胆で花井類が最も多く、李朝陶器の影響を多分に受けています。
古窯を発掘した結果によると文禄・慶長(1592-1615)の頃に始まったものらしいです。
そしてその頃のものに最も佳品が多いようです。
器は皿・鉢・茶碗などで中でも皿類が多いようです。
絵瀬戸と絵唐津とは時代も作風もほとんど同じで、原料に差異があるだけであります。

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