高さ6.6cm 口径12.3cm 高台径4.7cm 黄瀬戸天目の代表的な作例の一つで、次図とまったく同様の形であります。焼造年代はおそらく室町時代末期から天正年間頃と推定され。鬼板を化粧がけした釉調は図26の茶碗と極めて似ていて、同じ頃に同じ窯で生産されていたものと考えられます。