寛政・文化(1789-1818)の頃加賀藩の医師山本与興の始めた楽焼。
与興は若年の頃から茶事を好み、その作陶は初め余技としてであった、楽家三代ノンコウの作に私淑するようになってついに一派を成しました。
その門に阿北斎の印を捺した堀越左源次がいます。
また養子宗悦も作陶したか父よりはるかに劣るといわれます。
銘に「与興」を用いました。
その後に与興の流れを汲むものには尾山屋伊八(陶号尾山)・小原伊平・原呉山らがいます。
(『九谷陶磁史』)
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