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鶴田 純久の章 お話

銘。
明治初年の、京都市左京区岡崎の地における文次郎というものの製作にこれがあります。
茶器が多いようです。
またこの神楽に類似したものの中に篆字の神楽の刻印を押した器かおります。
一見二百年程経過した楽焼の茶碗でありますが、誰の手に成ったかは明らかでないようです。
作は赤楽に白釉の薄いものをおおい、素地が非常に粗であるが味わいがあります。
岡崎の地で焼いたものでしょうか。
(『日本陶器目録』)

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