『陶説』巻六の万暦窯の中に「宝相花捧真言字の楳」および「花捧真言字の甑」と記してあります。宝相花とはバラの一種であり、真言字とは梵字であります。すなわち花捧真言字とは花の上に梵字の載った模様をいいます。