瓦漬坪窯 がさへいよう

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鶴田 純久の章 お話
中国湖南省長沙県の瓦漬坪にあった窯で、長沙窯ともいわれます。
唐の末頃から越州系の黄緑色の青磁釉の掛かった器物を焼きましたが、単なる青磁とは異なり釉下に酸化鉄・酸化銅による茶と緑の斑描をもつことで知られています。
筆で簡単な花文や鳥文・斑点文を彩描したものもあれば、団花や葉形の貼花文を施した上に褐斑を漬したものもあります。
わが国にはほとんどこの遺品はもたらされていませんが、インドネシア・フィリピンなど東南アジア方面には古くから輸出されたようで多くの出土をみます。
解放後この窯跡が発見調査されて世の注目を集めるようになりました。
四川省耶窯もこれに類した作品を産しています。
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