岐阜県産業史 ぎふけんさんぎょうし

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鶴田 純久の章 お話

書名。1916年(大正五)3月31日発刊。神谷保朗編、岐阜県刊。
本書は岐阜県本巣郡席田村(糸貫町)の神谷保朗が岐阜県内務部からの委嘱を受けて編纂したもので、内容は製陶・製紙・機業の三種目に分かれ、製陶一二一頁・製紙四五頁・機業四八頁の計二〇八頁の小冊子にすぎませんが、この種の著作としては最も初期に属するもので、著者が実地に踏査し、その起原・沿革、口碑・伝説、記録・書類は、郡役所・町村役場から提供されたものをまとめています。
本書の過半数を製陶の記述にさいていることは、著者がいかに製陶に主力を注いだかがうかがわれます。
ただしその大部分は美濃焼の起原・沿革を記したものであります。

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