壺公窯 ここうよう お話marusankakusikaku X Facebook はてブ LINE Pinterest コピー 2011.06.072023.07.23 中国明代万暦年間(1573-1619)景徳鎮に壺隠道人という者がいて、壺公窯を営み巧みに諸器をつくりました。その作品は色料精美であるようで、当時は大変珍重されました。中でも流霞蓋と卵幕柿の両種は最も有名でありました。また雅製の壺類があるようで、色は淡青で官寄窯のようであり氷紋はなかりました。また宜興の時大彬・陳仲美のような朱泥壺をつくり、壺隠道人の四字を刻しました。壺隠道人とは臭十九と伝えられますが、その伝は詳かでないようです。(『景徳鎮陶録』)