Suntory Museum of Art
Large dish with wine party design, enamelled ware
Mouth diameter 40.9cm MOA Museum of Art
高さ8.7cm 口径40.9cm 高台径20.0cm MOA美術館
重要美術品に認定され、古九谷様式のなかでも代表的な名作として声価の高いものであります。かなり大振りの皿で、見込が広く、側面を急角度に立ち上がらせ、口部をやや端反りにした器形で、その見込に大きく円窓をとり、内に酒宴を催しています唐人物の文様があらわされ、上下に霞を配しています。まわりには細かい唐草地文のなかに波濤丸文を六方に配して、内に魚をあらわしています。裏面には呉須赤絵の影響を受けたと思われます独特の草花文と飛鳳文を赤、緑、黄などで、鮮やかにのびのびとした筆致で描いています。高台内中央には角福の銘を黒で書し、その上に上絵具を点じています。