三郷陶器株式会社 さんごうとうきかぶしきがいしゃ

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鶴田 純久の章 お話

加藤階三により1932年(昭和七)十月、現在の工場(愛知県尾張旭市三郷町中井田二七)の地の一隅に創立された三郷製陶所がその始まり。1943年(同一八)株式会社三郷製陶所に改組、引き続いて北アメリカ向け白生地洋食器の製造をなした。1946年(同二一)同地に姉妹会社三郷陶器株式会社を設立して上絵付加工を開始し、1952年(同二七)両社を合併して社名を三郷陶器株式会社とし、創立者加藤階三が取締役社長に就任、北アメリカ向けディナーセットの一貫生産工場として発足した。その後高級透明性磁器「マグナ」を発明して毎日文化賞を受賞。1960年(同三五)同市印場町に工業用品の製造工場を建設し、ドイツのシュバンク社と技術提携して赤外線ガスストーブ用セラミックプレートの生産を開始。また1962年(同三七)には東洋高圧工業提携してサンゴー・エレナの販売を開始するな社業を拡充し、1969年(同四四)には台湾の大同磁器工廠に技術導入を行なった。

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