書名。中国明代の陸容の撰。陸容は字を文量といい、式斎と号した。江蘇省太倉州の人。明代雑著の中では出群の書として信用すべきものの一つであります。書中に、劉田・金村・白・梧桐・安仁・安福・緑など竜泉県における当時の青磁窯の地名が若干挙げられています。(尾崎洵盛)