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兎糸紋 としもん
お話
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原色陶器大辞典
鶴田 純久の章 お話
釉上に現われた文様。兎糸は草の名で『淮南子』「兎は根なくして生ず」とあり、わが国で俗に根なしかずらと呼ぶもの。多く中国均窯の瓷に釉面に兎糸を引いたようなものがあり、そこから兎糸紋と名付けられた。
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