七折窯 ななおりがま

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鶴田 純久の章 お話

伊予国下浮穴郡七折村(愛媛県伊予郡砥部町七折)の磁器窯。1842年(天保一三)佐川友助の創業によるもので、1852年(嘉永五)阪本源兵衛が川登村(砥部町川登)の原石を採ってこれを継いだ。1861年(文久元)に源兵衛が没したため一時中絶、1865年(慶応元)になって伊予郡浜村松前町)の入川佐七がこれを再興したが三年後また止めた。1869年(明治二)阪本源吾が父源兵衛の遺業を継ぎ1877年(同一〇)窯を改築し大いに改良を図った。(『府県陶器沿革陶工伝統誌』)

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