筑後国(福岡県)八女郡星野村字十篭・麻生で焼かれたもの。天正年間(1573~192)尾張瀬戸の陶工六郎という者の開窯にかかると伝えられる。1714年(正徳四)に藩主有馬氏がこれを再興した。(『陶器考』『茶わん』五六)