星山弥右衛門 ほしやまやえもん

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鶴田 純久の章 お話

金和と称した。星山仲次の長子。大隅国(鹿児島県)姶良郡加治木で島津義弘の御小姓役を勤めたが、1621年(元和七)十二月に仲次が没すると、藩主家久は彼を城下士族に抜擢して扶持米を賜い、星山仲次と称させて竪野窯の頭取を命じた。
一説に1636年(寛永一三)主命で肥前国(佐賀県)大川内窯に至り副田喜左衛門より南京・青磁・瑠璃錦手などの諸法を伝えたという。1831年(天保二)十月没、82歳。(『薩摩焼総鑑』)

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