Sue ware: jar with three handles. Excavated from Arashima Tumulus, Toba-shi, Mie. 6th century. Height 7.9cm.Mie Prefectural Museum.
三重県鳥羽市安楽島古墳出土
6世紀
高さ 7.9cm 口径5.0cm 胴径10.0cm
三重県立博物館
短い口頸部をもった小形の壺は、須恵器の全時期を通じて用いられた最も普遍的な器形の一つです。これには有蓋のものと無蓋の二種があります。本器は有蓋のもので、いま蓋を失っていますが、珍しく肩に三個の環状耳がついています。器壁の厚いつくりで、胴下半は削りによって、上半はカキ目による器面調整をしています。