染付松梅大物文三耳壺 古伊万里染付松梅大物文三耳壺 X Facebook はてブ LINE Pinterest コピー 2012.07.192023.10.11 染付松梅大物文三耳壺 高さ23.0㎝ 口径10.8㎝ 胴径17.4㎝ 底径8.8㎝梅沢記念館 肩の三方に耳をつけた壺ですが、三耳壺は唐津焼の流れを汲むものでしょうか。本来は、蓋をともなった沈香壺であったのでしょう。口回りに雷文を帯状にめぐらし、胴裾に二条の線を配し、その線を地平線に見たてて一方に松、他方に梅を描き、間に琴をもった大物一人を描いています。梅や松の描写は初期伊万里独特のもので、染付の発色も濃く、これも伊万里染付のなかでは最も傑出した作例です。